Snow Leopardで採用された「スクリプト切り替え」はいらない。


Snow Leopardでは、[command-space]で入力切り替えをするときに[command]を押しっぱなしにしておくと、半透明のウィンドウが出てくるようになりました。
スクリプト切り替え」については、ITmediaさんの記事で詳しく紹介されています。

これは便利! 「Snow Leopard」を実際に使って感じた新機能“トップ20”
これまではメニューバー右上の「入力」メニューのアイコンを見て、今どの言語が選ばれているかを確認していたが、Snow Leopardでは、新たに画面の中央に半透明のスクリプト選択パレットがオーバーレイ表示されるようになり、より少ない視線移動で入力言語を切り替えることができる。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0908/28/news014.html

この「スクリプト切り替え」が邪魔だ、という声もちらほら聞こえます。僕も邪魔だと思うので消してしまいましょう。とても簡単です。
ちなみに、この「スクリプト切り替え」は「TISwitcher」プロセスによって管理されています。アクティビティモニタで「TISwitcher」を終了させれば出てこなくなりますが、再起動するとまた出てきてしまうので別の方法で解決しましょう。

追記

もっと簡単な方法がありましたので、そちらのほうをご覧ください。
"もっと簡単"に「スクリプト切り替え」を表示しないようにする方法。 - アリ


* * *


これは、launchd.plistを書き換える方法です。思わぬトラブルを巻き起こす危険性があるため、Time Machineなどでバックアップすることをお勧めします。
まず、ターミナルを起動して、

sudo emacs /System/Library/LaunchAgents/com.apple.tiswitcher.plist
と入力します。
<dict>
<key>Label</key>
<string>com.apple.tiswitcher</string>
と書かれている部分があるので、そこに
	<key>Disabled</key>
<true/>
を追加し、
<dict>
<key>Disabled</key>
<true/>
<key>Label</key>
<string>com.apple.tiswitcher</string>
このようにします。*1

再起動すれば、「スクリプト切り替え」はもう出てきません。快適です。
(本当は、[command]キーを押しっぱなしにしなければいいことなんだけどね:)

*1:間違っていた部分があったので修正しました。